独り言・拡張版(2)


 

− 長渕剛 −

 

ガラが悪めなお兄さん方にとってカリスマ的な存在であるシンガーソングライター、長渕剛
今日はそんなナガヴチさんが、1980年にリリースしたこんな歌を聞いていただきましょう。

タイトルは「決心」

 

 

いや、実に女々しい歌です。自分がさんざん待たせたせいで逃げてった女に、もう未練タラタラ。
でも二番はこんな程度じゃありません。女々しいという次元を通り越してます。

若気の至りという言い訳が通用しないほど凄いです。

 

 

いくら何でも別れた女のことをそこまで責めるか?

自分の色んな不注意を全然自覚してないところがもう最高。

もしもタイムマシンがあったなら、10年前に戻って当時長渕の大ファンだった中学生の俺に聞いてみたい。
お前はなんでこんな歌を好んで聞いていたんだ、と。

というかこの歌は一体何を「決心」したんだ?

 


 

戸塚ヨットスクール

 

こないだ隊長が俺に言い放った言葉。

「お前、まだ戸塚ヨットスクール追っかけてたの?」

追っかけてたよ悪いか。

いや、隊長の言葉の裏に深い意味があったわけじゃないことは重々承知しているが、それでも呆れ気味に言ったその一言は結構グサッときました。

しかしよくよく考えてみたら、確かに随分長いこと追っかけてたりもする。

俺がネット始めたのがかれこれ4年ほど前で、その当時から今に至るまで行き着けにしているサイトは、
修羅の国だったらイケるぜ!と、あとはこの戸塚ヨットぐらいのもので。

でも俺がこのスクールにハマったのは、実はそれよりももうしばらく前に遡った時期なのであります。

 

戸塚ヨットスクールなるものを初めて知ったのは、小学校6年の時でした。

当時の俺は学校の図書室に入り浸りで、そこで「昭和史」という、昭和時代に起こった事件や出来事を写真入りで解説するという、一種の歴史図鑑みたいな本を読みふけってました。

それの昭和58年頃のページに、「スパルタ教育で社会問題になった戸塚ヨットスクール、傷害致死で校長とコーチが逮捕」みたいな項目が載ってたんですよ。

そこに添えられてた写真はコーチが生徒をブン殴ってるヤツで、「えげつないことするなあ」などと思いながら読んでたものです。それ以上の感想は持ちませんでしたが。

それから数年経ち、高校を卒業してしばらく経った頃。

「おどろきももの木20世紀」という番組で、戸塚ヨットスクールのことが取り上げられました。

「ああ、あのスパルタ教育で有名だった学校?実際はどんなんだったんだろ。」と思って見てみたところ、確か放映した内容は以下の通り。

5年近く前の記憶に基づいての話なんで、内容に多少の食い違いがあるかもしれませんがそこはご勘弁。

戸塚ヨットスクールというのは元々はただのヨットマン養成のための私塾で、そのためかどうかはわからないが発足当時からシゴキは結構キツかったらしい。
しかしそのシゴキのおかげで問題児の登校拒否や非行が直り、その噂が全国に広がって入学希望者が殺到。
そうなると型通りのスパルタ教育では追いつかなくなり、子供を暴力で抑えつけて統制をとる形になってしまい、そして生徒が事故死するに至って、校長とコーチが傷害致死で逮捕されてしまった、と。

で、スクールの辿った道のりを一通りドキュメントした後で、時間がグッと下がる。

「戸塚宏氏は、未だ傷害致死罪で公判中。保釈された現在も、当時と同じようにヨットスクールを経営している。」

そして戸塚校長が最後にインタビューに応えていたんだが、その最後の一言が奮ってた。

 

「私達には問題児を多数直してきたという実績がある。
 文句があるなら何か新しいやり方を示して結果を出せ。」

 

やられた。

事がこんな所にまで至っても、未だに自分が正しいと言い切るその姿勢。
しかもそれを支えるのは単なる虚勢ではなく、経験と実績に裏打ちされた確かな自信。

戸塚ヨットスクールの取った方法が果たして本当に正しかったのかとか、何処かに何か問題があったんじゃないかとか、そんな瑣末な事はもうどうでもよくなりました。

漢の理想形とその一例。

こんな大人になりてェ。今でも。

 

そして2003年3月、最高裁への上告が棄却され、一連のヨットスクール事件は結審。

戸塚宏校長に下された最終判決は、懲役6年執行猶予なしの実刑でした。

現在戸塚氏を始めとするコーチ一同は刑務所に収監中です。

 


 

君は人のために死ねるか
(注:上記リンクは本文とは全く関係ありません)

 

年のアタマに、俺がウチの掲示板に書いたこんな投稿。

「杉良太郎は果たして、天性の華というものを持っているのか?
 それともただ、それっぽく見せるのが上手いだけなのか?」

ごめんなさい本当にごめんなさい。

「新五捕物帳」の存在を知らぬまま、「大江戸捜査網」や「旅人異三郎」だけで杉良太郎という役者を勝手に決めつけて語ってました。

謝って済むものなら焼き土下座でも何でもしたい気分です。

そんなワケで新五捕物帳と「江戸の黒豹」「明日の詩」のハードヒットによって、杉良太郎御大の名前は俺的フェイバリットアクター&シンガーランキング上位に一気に食い込みました。

しかしCS放送って偉大だよねェ。

もしウチがスカパー導入してなかったら、おそらく俺は一生、杉良太郎という役者を知らないまま過ごしてたろーね。

そんな事をしみじみ考えてたある日、スカパーの某チャンネルを見てるとこんな宣伝が。

 

♪き〜み〜はァ〜人のために死ねるかァ〜♪

「杉良太郎・初の刑事ドラマ『大捜査線』。放送はご覧の日時です。」

♪アイツの名はァ〜、ポリ〜スマァ〜ン♪

 

なんとッ!?

 

杉サマ主演の刑事ドラマ!? それも驚きだがそれよりもこのBGMは、

伝説の名曲「君は人のために死ねるか」ではないか!

あの小林よしのりがかつてゴー宣において「職業を唄った演歌No.1」に挙げ、

「警察の気持ちを歌った恐るべき歌

とまで評したあの「君は人のために死ねるか」!!

 

見ずばなるまい「大捜査線」。

 

そんなワケで迎えた第二回の放映日。(第一回は不覚にも見逃してしまった)

 

……うん、悪くない。テーマと人物描写の掘り下げはなかなかのもの。

内容がちょっと説教臭くて、ガンアクションのキレが悪かったけど、それも許容範囲内。

少なくとも毎週鑑賞するだけの価値はある作品です。これからも楽しみ。

 

そして迎えたエンディング。

ラストシーンにかぶせるように、「君は人のために死ねるか」のイントロが流れ、やがて、

 

 

恐るべき歌です。

ちなみにこの歌、作詞したのは誰であろう杉良太郎ご本人。

最高です。

真正面から聞いても斜めに聞いても無敵すぎる。死角ナシ。

最近エロゲ界隈で「電波系ソング」なる妙な歌詞の主題歌群が流行ってるようですが、

 

この歌を知った以上、もはやそんなモノ聞けません。

 

そんなワケで気になった方は、今すぐ是が非でもスカパーに加入しましょう。
「大捜査線」は向こう半年は続くはずですから、安心して好きなだけあの主題歌を聞けます。

ん?そんなコトしなくても、CD手に入れれば問題ないだろって?

はっはっは。

 

テクノアレンジVer.に聞く価値などないのだよ。

 

わざわざAmazonで「杉良太郎全曲集'97」を注文して、収録されていたのがコレだった時のショックがわかるか?

そりゃ最初は俺も、「コレはコレで面白いじゃないか」なんて日和ったコト言ってましたよ。

でもその後、大捜査線EDで旧版が流れるのを聞いた時、俺の魂が悔し涙を流すのを止めることが出来ませんでした。

 

許せない奴がいる!

許せない事がある!

 

ツッコミ入れることすら許さない、本当に熱い歌が聞きたいよ。

 


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