キャラクター紹介
悪魔 VS 闘神編「Who is "B.B"?の章」
地獄のビアンギ収容所から帰還し、記憶も取り戻した高樹令羽は、アメリカ大統領の後見の下、エドガー・H・ガーギルの養子としてブライアン・バクスター・ガーギルという名のアメリカ人へと生まれ変わった。
そして世界的複合企業・ガーギル社の株30%の権利を手に入れ、仲間達の助けも借り、いよいよ「天敵」の待つプロボクシングの世界へと踏み出す。
しかしその矢先に小雪が交通事故で死に、その精神的ショックがもとで発作を起こす。
発作の原因は、第一次ビアンギ救出作戦の際の負傷。
その時の爆弾の破片が首の神経に絡みつき、知らず知らずのうちに「時限爆弾」となっていたのである。
このままボクシングを続ければ間違いなく死に至るということを知りながら、それでもなお自分の運命を受け入れ、リングへと赴く。
Determination of the soldier
(ACT.214「傷だらけの復活」より)
WBC、IBFライト級世界チャンピオン。
B・Bが記憶を取り戻した直後にWBAのベルトも手に入れ、統一世界チャンプとなる。
華僑の大物をバックに持ち、自身もボクサーでありながら、その容姿から芸能人以上の人気を誇る。
劇中で特にその事が強調されているわけではないが、少しやり過ぎの設定のような気も。
ボクシングの世界チャンプを何人も育てあげた、名トレーナー。
元MIT(マサチューセッツ工科大)教授だが、ワシントンでホームレス生活をしていた。
天才以上の天才、即ち「神」を作ることを目標としている、筋金入りの変人。
そのため「マッド・ドク・ブラウン」と呼ばれることもしばしば。
B・Bのトレーナーとして招聘され、通常のパンチでありながら「爆弾」並の破壊力を誇る「ハイパーブロー」を指導した。
ちなみにハイパーブローの正式名称は、
サイバーパンクウルトラスーパー打ったら誰も立ってらんないからダウンするしかないぞハイパーブローショットらしい。
英訳すると、
Cyberpunk Ultra Super "He can't help knocking down cause Nobody can't stand" Hyper Blow Shotといった感じになると思われるが、どうか。
ドクの教授時代の教え子。
おそらく情報系を専攻していたと思われる。
学生の時にハッキングで逮捕されそうになった所を助けられた上、そのことを褒められて以来ドクに片思いらしい。
B・Bの「時限爆弾」を刺激せず、かつ実戦的なトレーニングを行うためのマシン「サイバーパンクスパーリングマシン」を開発した。
要は、リング上にホログラフのボクサーを出現させ、それとスパーリングを行うというもの。
これの完成のために、MITやルーカスやスピルバーグのスタッフを招聘し、相当な額の金もかけたらしい。
ジュニアライト級全米チャンプ。
B・Bのプロデビュー戦の相手。
ヘヴィ級並のパンチ力を持つと言われ、スパーリングではジュニアウェルター級の選手を軽々と倒していた。
チャンピオンなのに挑戦者(B・B)より先にリングに入場していたが(入場させられた?)、本人にはそれについての自覚はない様子。
そして試合の結果は推して知るべし。
アメリカショービジネス界に、絶大な力で君臨する帝王。
暗黒街や政府と太いパイプで繋がり、ショービジネス界のガーギルとも呼ばれる。
マフィアのボス・サンティーニと組んでテロ集団「白いサソリ」を結成、ボクシング界で台頭してきたB・Bを、人種差別テロに見せかけて抹殺しようとした。
しかしやり過ぎてしまったために「眠れる羊たち」の逆鱗に触れ、屋敷をボロボロに破壊されてしまう。
モチーフとなったのは、マイク・タイソンのプロモーターとして知られるドン・キングと思われる。
しかし過激さで言えば、こちらの方が数段上であろう。
WBA世界ジュニアライト級世界チャンプ。
「氷の戦闘マシーン」と呼ばれ、冷徹な試合運びを得意とする模様。
曰く、数少ない本物のチャンプの一人。
実際B・Bをいい所まで追いこんだが、最終的にはハイパーブローの餌食となってしまった。
B・Bとの試合を進めていたマネージャーのジャックを、ドン・グッチに殺されている。